間取りを工夫し程よい距離感と収納力を兼ね備えた二世帯住宅
Y様のお宅は築27年。老朽化のため、設備機器の入れ替えをご検討されていましたが、お子様世帯との同居も考え、二世帯住宅へのリフォームを決意されました。
それまで落雪屋根であった部分を無落雪屋根に変更することで、長年の悩みだった落雪を解消できました。さらに、傾斜天井となっていた屋根裏の納戸を全て部屋にすることで豊かな広がりを持つ新しい空間に生まれ変わりました。
特に2階はご長男の趣味である音楽を楽しめるスペースを充分に確保。アナログレコーダーやターンテーブルを収納できる専用スペースを設け、床には1階に音が響かないように防音フロアを施工。
「音楽だけでなく、足音もきにならなくなるからお勧めですよ。」とは1階のお父様の弁。
2階にあったベランダも壁を設けてサンルームにし、ガーデニングを楽しむことができます。
傾斜天井となっていた屋根裏の納戸を全て部屋にすることで、豊かな広がりを持つ新しい住居空間に生まれ変わりました。
<1階リビング>
かつて暖房があった壁にも造りつけの収納を設置
玄関とお風呂は共有にすることで、その分居住空間を確保。また、建具は可能な限り引戸にしてデッドスペースを極力無くし効率化をはかっています。
【キッチン】
IHコンロを採用した2階キッチン。
【1階バスルーム】
2階の子世帯からも1階のリビングを通らずに利用できるバスルーム。
【1階トイレ】
ゆったりした空間のトイレにはカウンター付手洗器も設置。